花に嵐のたとえどおり

東北山形ではソメイヨシノが散り、八重桜の時期となった。すぐ近所の八重桜が満開でとても美しい。ソメイヨシノの淡く儚さを感じさせる薄いピンク色ももちろん好きだが、存在をアピールするような濃いピンク色の八重桜の方が気にいっている。

一気に咲いて、一気に散るソメイヨシノは「日本人好み」と言われるが、徐々に咲き誇り、徐々に舞台から去ってゆく八重桜の堂々としたたたずまいもすばらしいと思う。

今日はこの時期にしてはめずらしく強い雨と風の天気になった。雨に叩かれ、風に吹かれ、重い水を花びらにまといながらも、八重桜はしっかりと咲き誇っている。

雨にも負けず、風にも負けず-宮沢賢治の詩を連想してしまう。せっかく咲いた花に非情な嵐の到来となってしまったが、それに耐える姿が切なく悲しく美しい。

33.11の被害はほとんどなかった山形県だが、嵐に耐える八重桜に太平洋側3県の皆さんの姿を重ねてしまうのは、東北以外の人からしたら“自画自賛”ということになるのだろうか?羊膜エキス美容液