いつまで甘えてくれるかな

目を開けてすぐ目覚ましを見ると6時52分。しまった、寝過ごしたと慌てて起きると、もう息子は何食わぬ顔でテレビを見ていました。

聞かん気盛りの息子は四歳半。テレビから引き離そうとすると嫌がって半泣きになります。保育園の年中になってクラスが変わり、大好きな先生や友達とも離れてしまって少し情緒不安定気味なのか、ここしばらく我侭にも拍車がかかっているよう。

ごはんやだいらない、テレビ見てたいと駄々を捏ねる息子を宥めすかしてなんとか朝食を食べさせるのも毎日のことです。こんな朝がいつまで続くのかな、と今日はとうとう溜息まで出てしまいました。

ぐずぐずと登園の支度をする息子を急かして家を出れば、今度は車の中で「ねえ、1000まで数えて」ときます。「1000までは大変だなあ、100までじゃダメ?」と妥協案を出してみるものの「ダメ。

絶対1000」。仕方なく760まで数えたところで保育園に着き、続きはお迎えの車の中でと約束させられました。帰りには忘れているでしょうがもし覚えていたら…。

再びひたすら三桁の数字を呟き続けることを思うとまた溜息が出ました。車を出て園舎に向かうと、二歳ほどの女の子を抱っこしたママが私たちを追い越していきました。

息子はそれを見て自分もと抱っこをせがみます。仕方なく息子を抱き上げると、首に腕を回してぎゅっとしがみついてきました。

「あのねえ、ぼく、おかあさん大好きだよ」ささくれ立っていた気持ちがふっと穏やかになりました。我侭もいたずらも甘えているからこそ。

あと何年もしないうちに甘えてくれなくなる日が来るのだから、今は精一杯受け入れてあげよう。そう思ったのです。小さいかわいい、甘えん坊の息子もいつか独り立ちしていくはず。

そのときに「寂しいけどやりきった」と感じられるようでありたい。今日はいつもの忙しさの中に、温かな気持ちと少しだけ未来の寂しさを感じたのでした。末端冷え性におススメサプリメント